一日

2003年4月6日
 窓から光が零れる頃
 浅い浅い眠りに終止符が打たれる。

 耳障りな音と、何時から出来たのか知らない義務が
 疲れた身体に鞭を打つ。

 夢なんか願う暇すらない。
 さも馬鹿馬鹿しいと思わせるくらいに。

 機械のように淡々と働き、夢も見ないような眠りに就いて。
 ずっとそれの繰り返し。それが当たり前な、色褪せた毎日。

 さあ今日も、一日が始まる。

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