何でも棄ててきた
その末路がどうなるかなんて
怖くて訊けなかった
だからわからない
どうすれば護れるのか
怖くてたまらないよ。
その末路がどうなるかなんて
怖くて訊けなかった
だからわからない
どうすれば護れるのか
怖くてたまらないよ。
窮屈な靴に押し込めた
臆病な私
何も刻まれなかった肌を
掻き毟った爪痕が赤く腫れ上がって
まるで出来の悪い悪夢みたい。
見たくもないので、死ぬまで踊るわ。
臆病な私
何も刻まれなかった肌を
掻き毟った爪痕が赤く腫れ上がって
まるで出来の悪い悪夢みたい。
見たくもないので、死ぬまで踊るわ。
誰よりも汚れているであろうその手は
痛いくらい真っ白だね。
本当の汚れを知らないんだ。
だから誰も掴めない。
黒く塗り潰しても無駄だよ。
目に焼き付くほどの鮮やかな赤でないと。
空に伸ばしても
指先が青く染まるだけ。
神様さえ嫌うその手を
僕が掴んであげるよ。
そして透明な瞳が僕を映したなら
とびきり醜い愛をあげるよ。
痛いくらい真っ白だね。
本当の汚れを知らないんだ。
だから誰も掴めない。
黒く塗り潰しても無駄だよ。
目に焼き付くほどの鮮やかな赤でないと。
空に伸ばしても
指先が青く染まるだけ。
神様さえ嫌うその手を
僕が掴んであげるよ。
そして透明な瞳が僕を映したなら
とびきり醜い愛をあげるよ。
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