人はそれぞれ自分勝手だ。
そう言う僕こそ、誰よりも勝手だ。
夢はときどき優しくて
その残酷さを受け入れてしまえるぐらいには
僕は諦めに慣れてしまった。
たとえ恋が死んでしまっても
この口は何も言わないから
君に伝わるはずもない。
このまま、時間に流されるのもよかったし
消えてしまってもよかった。
少なくとも、君に出会わなければ
僕は幸せだった。
僕の想いが不要だとは思わないけど
僕の言葉はいらないと思うんだ。
何も変わらないと思った。
何も要らないと思った。
空が青いと、信じてた。
太陽があるから美しい空を
私はただ眺めるしか出来なくて。
喋るたび
言葉が落ちていくので
この口を縫い付けた。
君はいくつ言葉を殺した?
言葉を一番信じてないのは
君じゃないか。
忘れようと
すればするほど
あなたの欠片は集まって
途方に暮れてしまいました。
どうしようもなかったあの恋は
まだ胸に閉まっておく。
暖かい日差しの中
吹き抜けた風が鋭くて
君みたいだと思った。
何もかも全部夢だと願いながら
僕は目覚めるために眠る。
何もわからない僕が悪いのか
わからないことばかり言う君が悪いのか。
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