心底

2005年12月8日
 君はどれだけの愛で
 僕に嘘を吐いたの?

清澄

2005年12月1日
 腐敗した僕の中で
 君ののこした言葉だけが
 真実であればいい。

ショコラ

2005年10月27日
 痺れるような甘さが広がる。
 君を想うときに似ている。

覆砂

2005年10月25日
 浅ましい渇望に
 震える指先
 零れ落ちたものは
 もう元に戻らないのに
 踏み荒らす足音が響いて
 そっと目を閉じた
 僕はただ、愛が見たかっただけ。

灰燼

2005年10月24日
 この恋の結末は
 君だけが知っている。

2005年10月21日
 灰になり損ねた
 僕の恋は
 いとも簡単に
 また燃え上がる。

歩葉

2005年10月14日
 歩く度に
 想いは零れ落ちて
 足許には
 割れた誰かの破片。
 むせるほどの花の香り
 道には恋が落ちている。

恋屑

2005年9月27日
 千切れた約束は
 風に溶けて
 繋いだ手のひらは
 遠く離れてしまった。
 それでもこの腕は
 いつか君を抱き締めるよ。

俄雨

2005年9月5日
 僕の声ではない
 知らない音で
 好きな言葉が溢れてる。
 それで君が笑うなら
 もう窒息してもいい。

倒錯

2005年8月28日
 忘れたいと
 君に想いを馳せる日々。

夏 

2005年8月10日
 熱に浮かされたと思って
 今日も君を想う。

人形

2005年8月4日
 部屋の隅で
 忘れられた人形が
 今の僕のようで
 君のかわりに
 愛してると囁いた。

ラプンツェル

2005年7月22日
 綺麗な歌声は
 愛した証。

神の手

2005年7月18日
 願うことを忘れたこの手は
 君の瞳に
 どれほど綺麗に見えるんだろう。
 どうか優しく握り締めないで。
 どうしようもない恋で汚れてしまうから。

衝動

2005年6月15日
 どうか笑わないで。
 愛しくて傷つけたくなる。

春陽

2005年4月8日
 生ぬるい春の日
 私だけはまだ冬で
 この冷たさが伝わるように
 いつか君がしてくれたように
 君を抱き締めた。

絹の夜

2005年3月30日
 肌触りの良さそうな
 春の夜で君を包もう。
 そして僕の体温だけ憶えて。

鶯宿梅

2005年3月23日
 人より冷たい手が
 愛しい温もりに染まる。

狼少年

2005年3月6日
 僕は嘘吐きだから
 どんな甘い言葉でも紡げるよ。
 そうして真実さえも嘘になって
 君に届けばいい。

愛 

2005年2月23日
 愛してないわ。
 でも愛しいのね。

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