勿忘草

2009年1月20日
 忘れないと言った恋を
 あっけなく忘れたのはどっちだったかな
 ねえ、今度は
 目の前で首を掻っ切ってみようか
 鮮やかな赤を
 君は忘れないだろう。
 優しくなりたくて
 君になりたくて
 置いてきた私

 待たせてごめんね。

遠慮はいらない

2008年9月6日
 永遠じゃない
 いつ幕が下ろされるかもわからない
 真っ暗な恋
 だから今日も
 好きだって言うよ。

零地点

2008年6月19日
 あの頃わからなかったことが
 今ならわかる。
 あの頃わかっていたことが
 今は理解できない。

 何もないわけじゃないから
 全てがあるわけじゃない。

 既に始まっていたんだね、僕たち。
 愛してるから壊すということ。

イド

2008年2月10日
 怒りに震える
 表情が好き。

 愛しいよ、君。

仕返し

2008年2月9日
 ひどいことを言う
 きみは嫌い
 だから今夜は
 口付けてやらない。

アレキシサイミア

2007年10月10日
 悲しみに慣れたら
 後は忘れるだけだね。
 一度だけ痛むのは
 君のせい。

絶対凍土

2007年9月1日
 愛されるたびに、思い知らされるんだ。
 あの日僕を殺した言葉
 繋いだ手の優しさ
 泣いてしまいたかった月のない夜
 
 それでもまだ、埋まらない空白があることに。
 不釣合いな指先から
 満天の星が零れ落ちる。
 そんな奇跡のそばで
 僕は静かに、終わりを知ってしまう。
 きみの、その、中途半端な優しさが
 僕を哀しい存在にする。

 (どうせなら、徹底的に奪えばいいのに)

愛し

2007年7月24日 コメント (1)
 「愛しい」という言葉の意味を知ろうともしなかった。
 だから君は「かなしいね」と呟いた。

独白

2007年7月22日 特別
 全てが運命ならよかったのに。

独白

2007年7月1日 独白
 美しい嘆きが響く部屋で
 僕は静かに眠りにつく。

独白

2007年5月18日 独白
 何もかもが優しくて
 本当にいやになるね。

 でも終わりなら知ってる。
 (焦がれて止まない、無垢な手のひら)

独白

2007年5月2日 独白
 綺麗なことも醜いことも
 結局は同じで
 世界は正しくなんかなくて
 だから私は
 白く、白く、狂おうと。

藍の行方

2007年2月24日 特別
 悲しいくらい何もない僕は
 絶望に似た幸福と一緒に
 唯一を探しています。

告白

2006年11月5日
 あんたが残した愛の重さに耐え切れないから
 このまま恋に堕ちてもいいか?

観賞植物

2006年11月2日
 どれだけ我が儘を言っても
 狂ったように暴れても
 この身体が傷付くことを許さず
 あなたはただ微笑んで
 だけど僕を見ようともしないので
 心ばかり死んでいくよ。

君に告ぐ

2006年11月1日
 悲しいだけの綺麗な歌でもなく
 穏やかで空虚な言葉でもない
 躯が引き千切られる痛み
 それはまるで恋のようだと
 血を吐くような想いで、

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