陽炎

2005年9月23日
 君が笑顔で欺くから
 僕は、陽に伸びる影に
 全てを詰め込んだ。

無音

2005年9月19日
 軋んだ鼓動が聞こえないように
 そっと耳を塞いだ。
 無音の中でも響く声を
 ずっと探した。

2005年9月18日
 ある晴れた朝
 光に透けた僕の痛みも
 君のことも
 もうどうでもいいと思った。
 空がとても青かったので。

独白

2005年9月16日 独白
 君と話す度に
 心が恋に殺されていく。

青年

2005年9月13日
 言えない言葉が増える度に
 大人になったんだと
 不器用な笑顔で僕に言ったね。

俄雨

2005年9月5日
 僕の声ではない
 知らない音で
 好きな言葉が溢れてる。
 それで君が笑うなら
 もう窒息してもいい。

村雨

2005年9月4日
 狂おしい叫びを
 雨がかき消した。
 あともう少し、傍に居させて。

感謝。

2005年9月1日 特別
 ありがとうを此処に。

独白

2005年8月31日 独白
 僕の想いが不要だとは思わないけど
 僕の言葉はいらないと思うんだ。

独白

2005年8月30日 独白
 何も変わらないと思った。
 何も要らないと思った。
 空が青いと、信じてた。

倒錯

2005年8月28日
 忘れたいと
 君に想いを馳せる日々。

創造

2005年8月27日
 遠い遠いあなたの言葉で
 今の僕は作られた。

目眩

2005年8月26日
 冷たいあなたに愛される人は
 きっと太陽。

曇り空

2005年8月25日
 力なく項垂れる向日葵が
 いつかの僕と重なって
 途方に暮れた。

萌黄

2005年8月22日
 あなたの紡ぐ
 優しいみどりの言葉が
 追憶の彼方へ誘う。
 もう、堕ちていくのを止められない。

独白

2005年8月19日 独白
 太陽があるから美しい空を
 私はただ眺めるしか出来なくて。

独白

2005年8月14日 独白
 喋るたび
 言葉が落ちていくので
 この口を縫い付けた。

独白

2005年8月11日 独白
 君はいくつ言葉を殺した?
 言葉を一番信じてないのは
 君じゃないか。

夏 

2005年8月10日
 熱に浮かされたと思って
 今日も君を想う。

人形

2005年8月4日
 部屋の隅で
 忘れられた人形が
 今の僕のようで
 君のかわりに
 愛してると囁いた。

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