一日
2003年4月6日 窓から光が零れる頃
浅い浅い眠りに終止符が打たれる。
耳障りな音と、何時から出来たのか知らない義務が
疲れた身体に鞭を打つ。
夢なんか願う暇すらない。
さも馬鹿馬鹿しいと思わせるくらいに。
機械のように淡々と働き、夢も見ないような眠りに就いて。
ずっとそれの繰り返し。それが当たり前な、色褪せた毎日。
さあ今日も、一日が始まる。
浅い浅い眠りに終止符が打たれる。
耳障りな音と、何時から出来たのか知らない義務が
疲れた身体に鞭を打つ。
夢なんか願う暇すらない。
さも馬鹿馬鹿しいと思わせるくらいに。
機械のように淡々と働き、夢も見ないような眠りに就いて。
ずっとそれの繰り返し。それが当たり前な、色褪せた毎日。
さあ今日も、一日が始まる。
今
2003年3月25日 遠い遠い色褪せた過去
君の心は、まだそれに捕らわれていて
決して僕を見ようとしない。
今この瞬間、あなたを取り巻いている世界が
一番鮮やかな事にも気付かないで。
君の心は、まだそれに捕らわれていて
決して僕を見ようとしない。
今この瞬間、あなたを取り巻いている世界が
一番鮮やかな事にも気付かないで。
終焉
2003年3月20日 言葉の本質も見つけられず
唯一の勇気さえ何の意味も成さず
ただ、侵されていくしかないというのなら。
全てを今、此処で終わらせてしまおう。
僕が僕で在るために。
唯一の勇気さえ何の意味も成さず
ただ、侵されていくしかないというのなら。
全てを今、此処で終わらせてしまおう。
僕が僕で在るために。
哀願
2003年3月17日 狭い牢獄の中
手には鎖を、足には枷を
目は隠され、口は閉ざされ
壊れゆく意識のなか、最後に少女が望んだこと。
安らかなる眠りを。
醒めない夢を。
願いは、儚さに消える。
手には鎖を、足には枷を
目は隠され、口は閉ざされ
壊れゆく意識のなか、最後に少女が望んだこと。
安らかなる眠りを。
醒めない夢を。
願いは、儚さに消える。
黙殺
2003年3月12日 純真な目で、君は夢を語る。
その夢は、希望に満ちていて
夢を語る君の顔も期待に溢れていて。
きっと叶うモノだと信じてる。
穢れを知らない心は、そう信じてやまない。
僕は黙って君の話を聞いている。
絶望を知っている僕は、ただ笑って聞いているだけ。
その夢は、希望に満ちていて
夢を語る君の顔も期待に溢れていて。
きっと叶うモノだと信じてる。
穢れを知らない心は、そう信じてやまない。
僕は黙って君の話を聞いている。
絶望を知っている僕は、ただ笑って聞いているだけ。