再生の白

2004年7月11日
 君に触れれば
 それだけで奇麗になれる気がした。

露草の涙

2004年7月9日
 振り向かないで下さい。
 頬を伝う涙など
 あなたは知る必要はないのです。

約束

2004年7月7日
 出来るなら今度は
 こんな世界ではなく
 気が狂うほどの極彩色の夢で逢いましょう。

現実主義者

2004年7月5日
 振り向かない君。

涕涙

2004年7月3日
 言葉を伝えられない君に
 伝えたい言葉が
 涙になって流れていく。

有償の愛

2004年7月1日
 自分勝手なあなたは
 嘆きを振り撒きながら
 見当違いの愛で私を包むのね。

習慣

2004年6月29日
 目が醒めるたび
 隣に温もりがあることを確認する。

一人想

2004年6月27日
 背中合わせの僕たちは
 手だけ握り合って
 あなたはきっと幸せに笑っているだろうって
 少し涙する。

日 

2004年6月25日
 昨日ほど空に焦がれた日はないし
 今日ほど凪いだ日はないし
 あなたを想わない日なんてない。

傘 

2004年6月23日
 静かな夜なのに
 あなたの周りにだけ
 雨が降っているようだから
 遮りたかっただけなのです。

独白

2004年6月21日
 あなたに必要とされない私は
 もういらないと思うけど
 あなたの幸せな姿を
 まだもう少し、見ていたくて
 傷つけてしまうことをお許し下さい。

独白

2004年6月20日 独白
 諦めと呼ぶには女々しくて
 未練と呼ぶには潔すぎる。

拘禁

2004年6月18日
 腕を伸ばし、必死に拒絶する手が
 縋っているようだったから
 手放せませんでした。

独白

2004年6月16日 独白
 失くした希望が
 有り得ない奇跡が
 音を立てて舞い降りる。

謎解

2004年6月15日
 人間はどこか欠けている方がいい。
 でないと誰も愛せない。

宝探し

2004年6月14日
 曖昧になったあなたを欠片を
 大事に仕舞って
 忘れないうちにばら撒いて
 必死になって掻き集める
 そんな毎日。

光 

2004年6月13日
 鈍色の雲の隙間から見える
 僅かな青空のような恋でした。

空 

2004年6月12日
 両手は広げて見せるのに
 誰も受け入れない。

独白

2004年6月11日 独白
 だから私は忘れる。
 忘れた頃にあなたに逢えるから。

混沌

2004年6月9日 特別
 驚いて
 嬉しくて
 落ち着いて
 落ち込んで
 また驚いて
 麻痺して
 哀しくなって
 強がって
 寂しくなって
 切なくなって
 そしてまた恋しく思う。

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